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​コンセプト

TEA HOUSE SETAGAYAは、生活や仕事に活かせる“センスを高める” 茶道をコンセプトとしています。

 

お茶の世界は「非日常」と「日常」、「クリエイティブシンキング」と「ロジカルシンキング」、「主」と「客」といった両極にあるものの間を往き来します。

 

稽古を通じてこの往復を繰り返すことで、ものごとの微細な変化や違いを少しずつ感じ取れるようになり、自分の心やものごとを「ありのまま」に見る力がついてきます。

 

私たちが考えるセンスとは、その「ありのまま」に触れたときに、心がどう動くかという「感性」の解像度です。そのためには、ただ内にこもるのではなく、「実践」も必要。

 

点前の型を繰り返す「実践」

そこから生まれる「感受性」

そして自分自身を見つめ直す「内省」

 

この三つが繋がるとき、ただの知識は人生を豊かにする知恵へと変わります。癒やしや整いのみでなく、身体を通じた「稽古」を積み重ねることで、磨かれた感性を現実の世界へ繋げていく。

 

どこからか借りてきたような言葉での表現が、いつしか自分の内側から湧き出るものに。 素通りしていた道端の草花にも目がとまり、美術館に並ぶ古い道具の向こう側に、自分ならではの美意識を見出す。 

 

即効性や派手な成果ではないけれど、続けるなかで内側が変容していく。

 

「ものごとの芯を見つめ、表現する」。 そのような中で体感、構築した“センス”は消えることのないその方の財産。ぜひ教室で実感してみてください。

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中村宗晶 NAKAMURA SOSHO

​裏千家 準教授

TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室 主宰

講師紹介

Webデザイナー・ディレクターを経て、「ロングライフデザイン」をテーマに活動をしているD&DEPARTMENTに入社。退職後、デザインの経験を生かし、”センスを高める”をテーマにした茶道教室『TEA HOUSE SETAGAYA』を世田谷区中町に開講する。

2010年 裏千家入門

2017年 茶名 拝受

2019年 稽古場開講

2020年 准教授 拝受

 

茶道はある限られた人達のためのものではなく、誰もがすでに持っている「ありのまま」から出発するセンス開発ツールであるという理念のもと、現代のライフスタイルにすっと取り込めるように工夫しながら、レッスンや稽古を進めています。

この面白さを一緒に味わいたい

わたし自身、茶道を始める前はどこかで真面目なことはカッコ悪いと思っている自分がいましたが、茶道は手順を積み上げないと後が続かなくなっていく仕組みのため、いやでも一つ一つの手順を真面目に大切にしなければなりません。いつのまにか、目の前の事を丁寧に真面目に行えるようになっていました。

 

ピシっとお点前ができたときの快感、手順を追うことの気持ちよさ。ココロと手とカラダが一体になる。いつのまにか四季をながめる視線が変わり、微細な変化にも気づくようになり、五感が研ぎ澄まされていく感覚がありました。

時間をかけて現れる自分の変化を実感できた時の嬉しさは、他に例えようがありません。

茶道を理解していく工程は、物事を因数分解して構築するデザイン作業にも似ています。精神を一つに集中し、余計な感情やわかったつもりを取り除いて自分の真ん中をみつめていくこと。そしてそれを簡潔に作法として表現していくこと。この一連の作業がとても知的で、その表現力が訓練すればどんどん高まると気づいたことも茶道を続けている理由のひとつです。

そして何より、目の前の人の為だけに時間と手間をかけて茶を点てる、感謝していただく。その心の交流の美しさが茶道にはあります。

これまでお茶には接点がなかった方々と、この面白さを一緒に味わいたい。ここに来てくれる人たちが持っている、自分でも気づいていない魅力を一緒に発見し、共に高めていけたらと思います。

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